お金は天下のまわりもの
買い物をして精算をした時、お店の人が間違えて、結果的に私が得をしてしまっているということを、比較的よく体験する。
”よく体験する”といっても、何ヶ月かに1回の割合くらいですが。
例えば、お釣りを渡されて、よく見たら多くもらいすぎていた、とか。
お店の人が商品の単価を間違えて、安い金額でレジを打ってしまった、とか。
数字に弱いせいか、その場ですぐに気づかずに、少し歩き出してからその間違いに気付く私。
そういう時、いつも試されているような気持ちになってしまう。
支払った金額が安すぎたことに気付いた上で、私は、
「やった~。得した~!」
と、そのまま立ち去るか、または、正直に、
「ちゃんと精算しなおしてこよう」
と、レジに戻って、正しい金額を払うのかどうか。
黙ってその場を立ち去ったとしても、相手も気付いていないと思うし、別に咎められることはないと思う。
でも私は、こんなふうに思ってしまう。
「お金は天下のまわりもの、っていうもんね。ここでいくらか得をしたとしても、結局どこかで損をすることになるんだろうな」
って。
一度得をしたからって、本当にどこかで損をすることになるかなんて、わからない。
でもやっぱり、気持ちをスッキリさせるためにも、レジに戻って、正しい金額を払うようにしている。
先日もレジを打ち間違えられて精算し直したのですが、後から考えてみてちょっとビックリしたことがあった。
そのちょっと前に、近くの神社に立ち寄りひいたおみくじに確かこんなことが書かれていた。
『誠実でありなさい。常に判断を誤らず、正しく進んでいくためには、誠の心が一番大切です』
こういうおみくじをひいた後、精算違いという出来事に遭遇してしまうとはっ。
う~、やっぱり全てはお見通しってことなのかも!
(誰が見通してるの?って話はおいといて)
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