「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」を観た
録画しておいたTV番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」を観た。
爆笑問題の太田さんがマニフェストを提案して、ゲストたち(芸能人、議員、一般人など)が多数決をし、
否決か可決かを決める。
おもしろかった。
こういう番組はいい!って思った。
提案されるマニフェストは突飛なものばかり。
「野党の議員の給料は0円にする」
「アメリカとの国交を1年間断つ」
とか、
「結婚制度を廃止する」
とか。
突飛なマニフェストについて議論する、その内容もおもしろかった。
「なるほど、そんな考え方もあるのか」
と気付かされたり。
でも私が、こういう番組はいいと思った最大の理由は、
「受身でいるだけではなくて、みんなで議論して作り出していこうよ」
っていう、忘れかけていた気持ちが呼び戻されるきっかけになるのではないかと思ったから。
全員が受身というわけではないと思うけれど、結構、ルールに縛られているような感覚で生活していて、
「こんな世の中だから、自分はこんなでも仕方ない」
って、まるで被害者みたいになっている人っているんじゃないかと思う。
それは、根本的に違うんだなあ~。
私たちはルールに縛られて暮らしているんじゃない、私たちがルールを持って暮らしているんだ。
ルールは私たちの生活をよりよくしていくために作られるべきものであって、その反対のルールならば、どんどん改正していくべきなんだ。
そしてそのルールを変えていこうよ、と提案し、議論していくのは、私たち1人1人なんだ。
受身も時には必要。
でも、受身なだけでいて、文句ばっかり言ってるのは違うと思う。
間違っていると思ったら、提案して、議論して、作り変えていく。
私たち1人1人が動いて、作り変えていこうっていう意識を持たなくちゃダメなのよ。
そういった点で、突飛過ぎる提案であっても、みんなで考えて、議論しあう、こういう番組はいいと思うのだ。
観てる人だって、一緒に考えて、自分だったらこうだとか、考えるでしょ。
与えられたものの下で生活しているだけではなくて、自分たちが変えていく、自分たちが作り出していくんだ、っていう意識が、少しは出てくるでしょう?
例えばマニフェストで出た中で「結婚制度を廃止する」。
つまり制度に縛られることなく、いろいろな形の男女の関係があってもいいのではないかってこと。
未婚でも何も心配することなく母親になれる、一夫多妻制もOK、というような。
私も以前、ちょっと「日本が一夫多妻制だったらどうなんだろう?」と考えたことがある。
好きでもない人と結婚するなら、第三夫人くらいでも、好きな人と一緒になれたほうがいいかなって思ったのだ。
でも考えてみたら、夫人同士の女の争いが大変そうだなとか、一夫多妻制になると、モテる男性はたくさんの妻を持ち、モテない男性は結婚できない、ってことになってしまうんじゃないかって思って、自分の中で勝手に「これはムリ」って自己解決した。
それに結婚制度がなくなったら、自由でラクかもしれないけど、責任感がより薄くなるだろうなあ。
墓守の問題とかもどうなるんだろう。
とにかく時代の流れが早過ぎて、変わっていかなければついていけない状態にあるのだから
(○泉さんが支持されたのも、変えてくれると思ったからでしょう?)
私たち1人1人も意識を変えていかなければいけないのだと思う。
受身でいるだけじゃなくて、動いていかないとね。
とはいっても、バランスは大切で、変わればいいというものではないけれど。
余談ですが、先日↓騒いでいたDVDレコーダーの不調は、HDDを初期化することで解決しました。
いろいろ操作していたら、今まで知らなかった操作があるのを発見したりして勉強になりました。
トラブルを経て、初めて学ぶこともある、いえ、むしろトラブルがなければ学べなかったので、トラブルも必要なんですね。
トラブル続きだとストレスがたまるのでイヤですが。
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