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覚えていたはずの道

去年、寄贈しておいた本がちゃんと図書館に置かれていたことが嬉しかったので、もう1館だけ、地元の図書館に寄贈しようと思いついた。
棚に並べてもらえる可能性は低いかもしれないけれど、やってみなければわからないもの。

その図書館は、小学生の頃、毎週のように通っていた図書館で(本を読んだ感想文を書かなければならない宿題があったため、通っていた)、今回久しぶりに行ったのですが、道はもう地図を見なくてもわかるくらいだと思っていた。

ところが。
「確か、このへん……、あれ?この先だっけ?」
駅前の混雑の中をウロウロウロウロ。
一旦、行き過ぎてしまい、また駅に帰ってきて、
「よし、交番のおまわりさんに聞こう」
と思って交番を覗いたら、おまわりさんは不在。
「……たぶん、こっち?」
と思いながら歩いて、やっと図書館発見。
駅からすぐのはずの図書館にたどり着くまでに疲れてしまった。

やはり、
「必ずしも本棚に並べられるかどうかはわかりません」
と言われ、それでもいいので、と、本を渡してきた。
まあ、何かの役にたててもらえるだけで充分なのだわ。

思いがけず時間をとってしまい、好きなインディーズバンドが路上ライブをしている場所に行ってみると、既にライブは終わった後らしかった。
本人たちは残っていたので、なんとなく何気ない会話をして、帰ってきた。
まあ、会話が出来ただけで充分とするか。

お花の先生が出展している花展に行くように言われていたので、行ってみると先生は受付にいたけれど、挨拶をしただけで、たいした会話もできず。

アッチコッチ動き回ったけれど、イマイチ充実感がないような感じ。
いえ、こんなふうに思うのは、きっと贅沢なことなんでしょう。それなりに素敵な日だったと思うことにしよう。

だけど、小学生時代、あれほど毎週のように通っていた図書館の場所がすぐにわからなかったのは、自分でも意外だった。
小学生時代からは大分経っているし、そんなものなのでしょうか。

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