台風一過
土曜日は台風の影響でひどいお天気でしたが、今日は一転していいお天気でした。
そんな週末の出来事をつらつらと。
土曜日は歯医者に行き、その後、「日本語検定」なるものを受験しに行った。
会場に行けば、大きな貼り紙でもあって、わかりやすくなっているのだろうと思ったら、案内は見つけられず(私が気付かなかっただけかもしれませんが)、何人かの人がまとまって歩いていくのを見て、
「たぶん、あの人たちも受験者だろう」
と判断して一緒に歩いていったら、全然違う部屋にいってしまい、大雨の中を疾走し、慌てまくりながら結局、歩いている人(たぶん学生)に聞いて教えてもらった。
ゼエゼエしながら教室に入ったら、試験前の説明が既に始まっていた。
「3級だったら、そんなに難しくないだろう」
と軽く考えて受験した、甘い考えの私。
後から、合格率が思いがけなく低いことを知り、愕然。
結果はまだわからないけど、今更ジタバタしても仕方がない。
もう終わったことさ……と、なんて前向きな私。(というか、プライド無し)
そして続けて、大雨の中、予約していたミックのソロアルバム「the very best of MICK JAGGAR」を買いに行く。
(このことは、あらためて後日のブログに書きます)
次に美容院に行く。
着いたら、店内は空いていた。月末の土曜日だから混んでいると思っていたのに。
「こんな天気の中、よく来たね~」
と、風雨の中、ボロボロの様子で入っていった私に美容師さんが言う。
空いていたお陰で、待ち時間もなくてラッキーだったと、個人的には思った。
話をしていて、
「○○さん(私の名前)っておもしろいよね~。この前の話もおもしろくて、後から○○さんの体験談って話して笑ってたんだよ~」
と言われる。
同じようなことを、他の友だちにも言われたことがある。
「○○ちゃん(私の名前)っておもしろいよね。この前、○○ちゃんの話が出て、爆笑したよー」
こんなふうに、自分の知らないところで自分の話題で笑ってもらってるのって、私は嫌いではない。
むしろ私に好意を持ってくれている人が、私の話題で笑ってくれてるっていうのって、嬉しい。
しかし、私の何がそんなにおもしろいのだろう?(自覚なし)
帰りは、更に風雨が強くなっていて、傘が吹き飛ばされそうになり、自然の脅威を感じた。
あ~、明日もこんな天気なのかな、と思っていたけど、一晩空けたら、雲ひとつない、い~天気になっていた。
今日は銀座のセールでショッピング&行きたかった上野のシャガール展へ。
シャガールは私が一番好きな画家。
ストーンズのビル・ワイマンと親交があったらしく、ビルの著書「ストーン・アローン」には、こんな記述が。
※引用※
ある日、おれはマルク・シャガールとお茶を飲み、その後数年間、定期的に彼を訪ねた。彼と出会った当初はおもしろかった。彼は英語を少ししか話せず、おれはフランス語をちょっとしか話せなかった。あの頃、彼は90歳くらいだった。伝説の人物だ。その彼がおれに、髪を切れといい続けた。「オリジナリティがない」というわけだ。彼はロック・ミュージシャンの写真をたくさん見ていて、ストーンズも一緒くたに考えていた。おれは楽しんで彼を正した。「でも、イングランドにしろどこにしろ、髪を伸ばしたのはおれたちが最初なんだよ」これには彼も感心したようだった。彼は、すべてにオリジナリティを求めるのだ。「だったら、そのままにしとくんだね」
ビルの写真展にもシャガールの写真が出展されていたと思う。
いいなあ、ビル。
シャガールの人生を読んでいると、女性の支えの大きさを感じる。
最初の妻、ベラ。
彼女が急逝したときには、9ヶ月間ほど、なにも手につかなかったという。
そしてヴァージニア、その後再婚したヴァヴァ。
先日、ダリのブログを書いたときも思ったけれど、芸術家にとって女性(妻)というのは、とても大きな影響力を持っているものなのだと思える。
「人生でも芸術でも、我々が恥らうことなく愛という言葉を口にすれば、すべては変わりうる……真の芸術は愛にあるのだ」
シャガールは1985年に98歳で亡くなった。ご冥福をお祈りいたします。
時間が足りなくて、やりたいことが全部しきれなかった。
銀座(というか有楽町駅前)も、大きく変わってたくさんのお店が出来たので、覗いてみたいのですが。
あ、そういえば、ブライアン・ジョーンズが愛したモロッコ、の料理「クスクス」というのを、初めて食べてみました。
変わった食感でしたが、クセになりそうです!
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