応援している浦和レッズがACL(アジアチャンピオンズリーグ)で優勝した。
日本クラブ初の快挙である。
Jリーグ発足当時は万年最下位、”Jのお荷物”とまで言われたチームがこんなに強くなる日がこようとは!
「レッズの応援してるんです」
って言うだけで、
「ぷっ、こりないね」
と笑われてしまうような勝てなかったチームが、こんなに強くなる日がこようとは!!
いえ、信じてたんですよ、絶対、こういう日がくるって。
だけど今までの歴史?を思い出すと、夢ってかなうんだなあ、っていうか、がんばれば出来ないことはないんだなあ、っていうことを、しみじみと感じてしまうのです。
スタジアムにはいけなかったのですが、TVの前で感動感激(ToT)
そこで、J発足当時のはなかったのですが、5年ほど前から時折書いていた文章が見つかりましたので、順を追って載せてみます。
まずは2002年11月2日。
一度も優勝したことがなかった浦和レッズがナビスコカップの決勝に初進出し、それに臨む意気込みです。
臨戦モード 2002年11月2日
来る11月4日、国立競技場。
私が応援しているJリーグ浦和レッズが初タイトルを賭けた「ナビスコカップ決勝」!
対戦相手は優勝しなれている鹿島アントラーズ。
しかし初タイトルを賭けたレッズサポーターの力の入れ方は相当なものなのですーーー!
不安で胃が痛くなったりした時期も乗り越え、今はとっても神聖な気持ち。
わたしたちはただサポートあるのみ!
熱い気持ちを胸に、国立競技場にいざ出陣!です! WE ARE REDS!!
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そして、試合後。
闘争心 2002年11月4日
うわああああああああ~~~~~~~~んんんんっっ(T0T) 泣泣泣!!!
負けてしまいました。
先日書いたナビスコ決勝。
一枚上手の優勝しなれている鹿島アントラーズに優勝カップを持っていかれてしまいました。。
悲しい、悔しい、涙がにじむ・・・
優勝への期待は無残にも打ち砕かれてしまいました。。。。
終わったことは仕方ない。
事実は事実として受け止めるしかない。
この悔しい想いを決して無駄にするもんかあ・・・
この悔しさを次につなげていけばいいんだよね・・・・
無理矢理、気持ちを上向きに持っていこうとする。
レッズサポをやってきて、何度こんな想いをしてきたことでしょう。
何だか「気持ちの切り替えの訓練」をやらされているような気持ちになってしまう。
私はどちらかというと、闘争心が無い方だと思う。
勝ち負けを争うことは苦手だし、相手に闘争心を剥き出しにされたりすると、争う前にひいてしまうタイプのような気がする。
でもね、やっぱりね、どうしても譲りたくない「勝ち」ってあるんだなって改めて思った。
絶対勝ちたかった。 絶対勝利を譲りたくなかった。 悔し泣きするよりも嬉し泣きしたかった。。。
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そして、その一年後、2003年11月、前年の夢、再び。二年連続でナビスコカップ決勝に進出!
熱い山を越えていこう! 2003年11月1日
どうにかチケットを手にすることができたナビスコカップ決勝が、いよいよ2日後となった。
去年のこの時期っていうのは、「初タイトルか!?」の期待とプレッシャーから、胃が痛くなるような日々を送っていて、
「絶対、信じてる!」
って繰り返し自分に言い聞かせながらも、実は不安で、試合を楽しむ余裕なんて全然なかった。
「決勝」っていう大舞台を踏むのが初めてだったから、あまりにもそういう状況になれていなかったから、ということもあったのかもしれない。
今年は2度目ということもあって、少しは慣れた。笑
でもやはり近付いてきたら、ドキドキしてきて、更に、ミスターレッズと呼ばれながら現役中1つもチームとしてタイトルをとることが出来ず、先シーズン引退した福田(さん)の期待を込めたコメントを聞いていたら、うるうると涙・・・。
自然に気持ちは高ぶってくる。
「大将!果たせなかった夢を果たす時がやってきました!必ずやカップを持ち帰ります!(T0T)/」
なあんて、また力が入りすぎ・・・o(__*)o
選手たちもプレッシャーがかかっているのかな。
(オフト)監督は「サッカーを楽しめ」と、プレッシャーをやわらげるためにか、そんなコメントをしていた。
プレッシャーを感じながら、押しつぶされないで、向かっていこう。
熱い山を越えていこう! 突き抜けていこう! |
そしてそして、待望の!初タイトルゲットーーーーッ!
の、喜びもつかの間、バタバタした、初タイトルの日。
We are REDS! ~We are the Champion~
2003年11月6日
やりましたーーー!\(^^)/
ついに
ついに
ついに!!!
待ちに待った悲願の初タイトル獲得です!!!\(^o^)/バンザ~イ
10年以上の年月・・・長かった・・・(TT)
悔し涙を流したことは数知れず・・・・
でも信じて応援してきて良かった。
雨の中、観にいって、あの瞬間にスタジアムにいることが出来て、
本当にホントーーーーに良かった!!く ~っ
レッズは優勝へ積み重ねを少しずつしてきた。
つまらないサッカーだと思えるときもあった。
でも今まで1度も優勝経験のない弱いチームが、いきなりおもしろくて強いサッカーなんてできるはずがない。
文句を言うサポもいたけど、多くのサポたちは我慢してきた。
今は耐える時なんだ。 現に少しずつ、チームは良くなっている。。。信じて待つんだ。。。。
そして・・・・、初優勝!
さーて、喜びをこれからゆっくりゆっくりかみしめよう!・・・そう思っていた矢先のことだった。
正に寝耳に水。
我がレッズに初めての優勝をもたらしてくれた監督が辞任すると発表した。
そして、またまた耳を疑うニュースを知ることになる。
「優勝後、グラウンドに乱入したサポーターが、選手がつけていたメダルを奪う」
・・・・うそでしょー・・・!!。
指定席だった私は乱入した人たちがいたと思われる自由席から離れたところにいたので、同じスタジアムにいながら、この混乱には気付かなかった。
最悪。 最低。 こんなこと許されてなるものかー!
もしも、そんな悪気はなくってつい調子にのってしまって・・・、などということならば、すぐに返して欲しい。
過ちは償いましょう。
時間がたてばたつほど、償うのが重荷になってしまうよ!
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そして、その翌年にはリーグ戦を勝ち上がり、年間王者を決めるためチャンピオンシップの戦いに挑むことになった。
PRIDE OF URAWA 2004年12月12日
昨日のチャンピオンシップ第2戦、行ってきました。
第1戦で1失点、第2戦で1得点、同点となったため延長戦、PK戦の末、敗れました・・・
勝たなくちゃ意味がない試合で結果を残せなかったわけですが、不思議なことに、悔しさはそれほどでもありません。
清々しさすら感じてしまっています。
今までの経験で、こういうことに慣れてしまったから?
いいえ、そうではありません。
昨日の試合、本当に素晴らしかったんです。
選手たちも頑張りました。
そしてサポーターもこれ以上はないほどの素晴らしい応援でした。
私は指定アウェイ側にいました。
いつもの埼スタの試合だと、この辺りはまったり観戦地帯です。
しかし昨日は・・・・
声援も熱さもものすごかったです。
特に「We are REDS!」のコールの時の声量・・・・
私はロアー(1F席)でしたがアッパー(2F席)からも押し寄せるような声が聞こえてきて、コールの大波の中にいるような感覚になりました。
あの一体感、絶対に勝つんだという気持ちがひとつになった感覚、
スタジアム中が真っ赤なパワーで満たされました。
今、この場所にいられることがすごくしあわせなことだと思えた、素晴らしい体験でした。
自己満足と言われようがなんでもいいのです。 とにかく素晴らしかったんです。
だから試合が終わったときには呆然としたけれど、選手たちには心から拍手を送りました。
選手たちが挨拶にきた時にサポーターが声を合わせてコールした「We are REDS!」には、
「よくがんばった! 俺たちの誇り、俺たちの宝、これからも上を目指していこうぜ!」
っていう意味がこめられていたように感じられました。 違うかな?そうでしょ?
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いや~、こうやって思い返してみても、いろいろあったけど、ついにアジアのチャンピオンかあ……
おめでとう! そして、ありがとう!
ユニフォームにサインをもらった永井選手も大活躍だったし、他の選手も監督もサポーターもみんなみんな素晴らしかった!
バンザイヽ(^o^)丿
ミスター・レッズこと、福田さんも大喜びのようで、更に嬉しい^^
そういえば、福田さんが現役引退したときに涙しながら書いたのを思い出しました。
よろしかったら、どうぞ。↓
「永遠のエール」(BGM付)。
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