先日、携帯をスマホに変えたという記事を書きました。
キャンペーン中ということで、キャッシュバックがあったって。
買い物をしたにも関わらず、料金を払うのではなく、逆にもらってしまったなんていうことは初体験で、
「キャンペーン中」
という説明を受けても、完全には納得しきれていませんでした。
いつもの私なら、納得いかないのなら、
「なんのキャンペーンなんですか?」
「どうして買い物をしたのにお金をもらえるんですか?」
などと、納得がいくまで説明を求めたはず。
愛用していた携帯の充電ができなくなってしまい、
急きょ、機種交換することになったのですが、
この時は、展示されているスマホの説明にきたスタッフの人の話もチンプンカンプンでした。
私の頭が悪いのか、
説明が悪いのか、
と頭が混乱しましたが、深く説明を求めることもしませんでした。
何故、いつもなら説明を求めたはずの私が、この時は半信半疑のまま機種変更へ踏み切ったのか。
理由その1
そこのショップは以前利用した時にとても感じがよく、信頼感があった。
理由その2
閉店時間になってしまい、長引かせず早く決めて買って帰りたい気持ちがあった。
理由その3
携帯がないのは困るし、待ち時間が長いショップに何度も足を運ぶのが面倒なので、サッサと決めてしまいたかった。
これら全てが、詳しい説明を求めなかった理由ですが、
一番大きな理由は、「そのショップを信頼していた」からです。
”このショップが変なことをするわけがない”
という信頼感があったのです。
しかし、納得しきれていなかった私は、
その後の請求額チェックを怠りませんでした。
すると、機種変更した月の料金に覚えのない料金が加算されていることに気づきました。
インフォメーションセンターに問い合わせをしたり、
ネットで調べたり、
契約書を見直したりした結果、
私は「お便りフォト」という、自分には必要ない商品の契約をしていたことが判明しました。
この商品には通信機能があり、
つまり、
私は、新規に、
もう1回線、
契約していたのです。
2年は解約しない、という内容で。
私は「キャンペーン中だから、サービスしてくれたのかな」くらいの気持ちで、
深く考えもせず、「お便りフォト」の契約をして、持って帰ってきていました。
使う予定もないのに。
よく考えれば「おかしい」ことを「おかしい」と感じる感覚もなく。
解約するのには解約手数料がかかります。
それでも!
必要ない回線の契約は解約したい、
わずかであっても使わない回線の使用料は払いたくない!
私は早速、またショップに行きました。
解約したい旨を伝えると、
「解約手数料がかかってしまいますが」
と言われましたが、
「でも、使わないので」
と返しました。
解約の手続きをしてくれた窓口の女性はとても感じがよく、
「これで請求が行くことはなくなりますので、ご安心ください」
と、まるで他のショップでうっかり契約してしまったかのようなことを言われましたが、
ここのショップで契約したんですが?
と言いたくなりました。
でも、
なんであれ、
今回のことは全て自己責任です。
詳しい説明がなかった、
何の契約かよく理解できていなかった、
ショップを信頼していたから、そんな契約をさせられるなんて思わなかった、
などと言ってみたところで、
「だって、あなた、自分でサインしてるでしょ? いい大人がなに言ってるの?」
ということだと思います。
気持ちとしては、
”こんなの、ある意味、軽い詐欺みたいなもんだ”
という被害意識もありますが、
でも、それも大人が思うべきことではなく、やはり自分がきちんと説明を求めなかったせい、
つまり自分の責任なのだと思います。
早めに気づいたので、キャッシュバックでもらった金額とプラマイゼロくらいのことで済みましたが、
「何もかも迂闊に信頼できないなー」
と、人間不信に拍車がかかりました。
世の中、そんなに甘い話はないぞ~
と思っていましたが、やっぱりでした。
私みたいな「うっかり」な方は少ないかとは思いますが、
これを読んでくださっている皆様も気を付けてくださいませ。
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